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放課後等デイサービスにおける開業時現地調査について

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■放課後等デイサービスにおける開業時現地調査について

こんにちは。行政書士の浅井です。
放課後等デイサービスの開業にあたって、先日開業前の現地調査に立ち会いましたので、その際に気づいた点をお伝えします。
これから開業をご検討されている方の少しでもお役に立てば幸いです。

1.入口の鍵が二重ロックになっていること。

2.電球が飛散防止、またはLED電球になっていること。LEDであれば飛散防止となっていること。

3.トイレについては外側からも内側からも鍵ができる構造になっていること。

4.使用しないコンセントはコンセントカバーがしてあること。

5.他使用しない棚などはチャイルドロックなど開かないように処理がしてあること。

6.消防署の点検が無事済んでいること。済んでいない場合には開業が遅れる場合があります。

7.事務所内は備品類などに転倒防止の措置がしてあること。

8.書類のチェック
開業に向けて以下の書類は準備しておく必要があります。
現地調査の際に内容問題ないか確認してもらいましょう。
・契約書
・重要事項説明書
・誓約書関係
・個別支援計画やアセスメント、サービス提供記録等の帳票類

9.開業までの準備としてガイドラインの内容確認
開業前研修などでガイドラインの読み合わせを事業所内で行うこと。

最後に、放課後等デイサービスの行政処分の事例を教えてもらいました。
最も多いのは開業時から人員基準を満たせてないまま営業している事例がとても多いと言うことでした。これは虚偽の申請を行ったことになるので、営業停止や営業取消など厳しい処分になる可能性がありますので、児童発達支援管理責任者の名義貸しなどでの開業は絶対に行わないようにしましょう。

福祉事業は人の命を守る場でもあるため、事故防止の対策、不法侵入者への対応、BCP計画、虐待防止など遵守すべきことがたくさんありますので、きちんと法令遵守して運営を行うようにしましょう。

以上、参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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